キッズクルーズ船で
海と森の魅力に出会う

長門おもちゃ美術館
山口県長門市

新たに作られた道の駅のなかに開館した「長門おもちゃ美術館」。シイノキをはじめとする長門市の木をふんだんに活用した、木のぬくもりあふれる空間です。また、キッズクルーズ船を有しており、専用の浮き桟橋から入館者だけが楽しめるミニクルーズで長門の海の美しさを間近で体感することができます。森と海と人をつなぐ、木育拠点を目指しています。

所在地
山口県長門市仙崎4297-1
センザキッチン内
開館
2018年4月
設置 / 運営
長門市/NPO法人 人と木

公式サイト

木質化されたキッズクルーズで
森と海のめぐみを伝える

詩人・金子みすゞの故郷の長門市
世界が注目する絶景スポットも

長門市は、山口県の日本海側に位置し、漁業や養鶏が盛んな地域です。
海上アルプスと呼ばれる青海島や温泉地などがあり、123の鳥居が並ぶ元乃隅稲成神社は、アメリカCNNが発表した「日本の最も美しい場所31選」に選出されるなど、海外の観光客からも注目を集める観光地でもあります。

300本の柱の樹種で
長門の森を表現

館内の300本の丸柱は、長門市の広葉樹11種でできており、樹種の割合は長門の森の樹木分布と同じ割合で使用され、長門の森を表現しています。
また、「さじきひろば」は、長門市にある自然にできたすり鉢状の地形を利用した楽桟敷をモチーフにデザインされています。

森と海のめぐみを感じる
からくりおもちゃやワークショップ

魚が泳いでいる様子を表したからくりおもちゃや、長門市の名産品“ゆずきち”のクーゲルバーンなど、森と海のめぐみを感じられるオリジナルの木のおもちゃで遊ぶこともできます。
また、一番人気のプログラムが、木のたまごづくりワークショップ。お客様がワークショップでつくった木のたまごは、お名前や日付などをレーザー刻印し館内のたまごプールに入れてかえります。空間だけでなく様々な体験を通して木育を伝える活動を行っています

全国からの支援で廃船を改修
水上のおもちゃ美術館を実現

お隣さんの観光汽船より廃船寸前だった「弁天丸」を譲り受け、クラウドファンディングによる改修プロジェクトを実施。寄付者には特典として、町の捕鯨文化にちなんだクジラの親子をモチーフにした積み木を製作。400名近い方々から支援が集まりました。
それにより、木のぬくもりたっぷりのキッズクルーズ船「弁天」に生まれ変わりました。子ども操舵席を船内には遊べる仕掛けがたくさんあり、まさに水上おもちゃ美術館となっています.

運営者紹介

山口の人と木の温もりで
ほっとする生活空間づくりを目指します

運営:特定非営利活動法人 人と木
長門市を中心に山口県内で木育の普及活動を行っています。長門おもちゃ美術館の設立準備段階から携わり、キッズクルーズ船の改修プロジェクトのクラウドファンディングを達成するなど、全国から支援をいただきました。かまぼこ板を使ったイベントやnagatoものづくりカレッジなど、長門おもちゃ美術館を拠点に多くの親子に木や森の豊かさを伝えています。

地図

山口県長門市仙崎4297-1 センザキッチン内

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